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Channel: TritonBlueの独り言日記。
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B747退役記念 メンテナンスセンター&訓練センター見学ツアー その1

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もう2年前の出来事ですがww

書こう書こうと思いながら、2年が経ちました…ww

 

2年前の2014年3月23日、ANAセールス主催の「B747退役記念 メンテナンスセンター&訓練センター見学ツアー」に参加してきました。

ツアーの売りはメンテナンスセンターでB747-400Dを間近で見れる事、普段は一般解放していない訓練センターを見学できるという点で、せっかくなので参加をしてみました。

 

まずは何度か見学したことがあるANAメンテナンスセンターの見学です。

いつもの通り、ドックに入る前に説明があります。

通常の説明ではなく、もちろんB747の説明のみ。

もちろんひと昔前のSRや-200等の説明もありました。

 

世界でも類を見ないほど国内線を多頻度で運航したことから、機体に関してはボーイングと情報交換を行い、補修を行っていたそうです。

補修の資料のスライド。

この時に説明されたのは、床下の補修とコックピットの横の補修。

 

StarAllianceマークの右側に向かって、ちょっと汚れっぽいのが付いていますが…。

どの飛行機を見てもココは汚れが目立つ場所になっていました。

汚れやすい場所なのかなぁ…と思っていたのですが、実は補修をされた場所だったそうで。

拡大をしてみると、リベット打ちされ、補強されてる様子が分かります。

こうやってボーイングと情報交換をしながら、多頻度運航にも耐えられる機体を作り上げ、約24年の運航を何事もなく終えることが出来たのでしょうねウインク

 

その他にも脱出スライドが展開された画像や…

 

客室内整備風景の画像が紹介されました。

この画像は、2階の一番前のコックピットと客室のあたりの画像ですウインク

 

一通りB747の説明をして頂き、エレベーターに乗って工場の方へ向かいます。

 

この日ドックインしていたのは、B747-400Dと画像のB767-300(JA8290)

 

B777-200ER(JA741A)でした。

 

JA704A用の椅子が置いてありました。

JA704Aは国際線から国内線に転用された機材なので、その際に付け替えられた椅子なのかな?

コンバートされたのは2014年ころでしたっけ??

 

こちらは隣にあった旧プレミアムクラスのシート。

B777の機材から外したものなのでしょう。もうこの形のプレミアムクラスは残っていないですよね?

 

って事でメインのB747-400Dの登場爆  笑

遠くにあっても、大きく見えます…。

 

この機体ってどういう風に撮っても、画になる機体だと思います。

写真を撮るのが下手クソな自分にとっては、写真を撮っていて楽しい機体でした。

 

垂直尾翼も大きいです。

 

工場を案内してくれたのは、B747を整備していた方でしたが、ココでミニクイズがありました。

コレは何?

ヒント:今は使わなくなったものだそうです。

この整流板の様なヤツの存在は知って居ましたが、B747-400Dしかついて居なかったんですよね…。

海外のエアラインや-400ではついて居なくて、ウイングレットじゃないけど、短距離を飛ぶ機材の気流を整えるものなのかなぁ…って勝手に推測をしていましたが…。

 

これはテレビのアンテナだったそうですww

しかもアナログ波のアンテナで、地デジ化された今では使わなくなったものだとの事でガーン

 

この日見学出来たのはJA8960。

3月14日にラストフライトを終えラインから外れ、3月17日に売却整備のためドックインしたそうです。

もう客を乗せて空を飛ぶことは無く、整備を終えると売却先まで最後のフライトを行い、二度と空を飛ぶことは無い。

そう思うと、少しばかり寂しい様子に見えてしまうのは気のせいでしょうかねえーん

 

さて上から見て居ましたが、いよいよ地上に降りての見学です。

大きいです…。

 

機体の下には入れませんが(入っちゃいけないルールでした)、間近まで行けます。

 

先頭付近に近付いてみる。

 

前輪の扉のレジ番表記。

こんなどアップではなかなか見られないし、撮れません…。

 

前輪の様子。

こうやって見ると、かなり複雑な構造になっていますね…。

 

エンジンの前で写真を撮ってもらいましたww

こうやってみると、小さく見えるエンジンですが、自分もすっぽり入ってしまいそうな大きさですガーン

 

JA8960は1993年5月に登録されてデビューしました。

2014年の3月まで約19年間、国内線を飛び回りました✈

調べてみると、検索で引っかかってきたのは、関空-グアムのANA173便として定期便運航に入っていた時期もあったみたいで、国際線も飛んでいたそうです。

 

そしてこの日から11ヶ月後の12月24日、最後に降り立ったアメリカの地で、跡形も無くバラバラに解体されてしまった様です…。

 

 

形あるものいつかは無くなる。

それは分かっていますが、自分を日本の何処かへ連れて行ってくれたこの大きな飛行機が、小さな鉄クズにされてしまうと、悲しいですね。

 

外は3月で暖かかったです。

扉も解放され、暖かい風を受けながら、離発着をしばらく見て居ました。

 

といった感じでメンテナンスセンターの見学が終わりました。

次は訓練センター見学の様子を紹介します♪

 

はんこ

 

 


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